株式会社奈良原産業
デザイン性の高い化粧品ボトル等の品質維持に
代表取締役社長 奈良原 裕 様/営業部 技術 主任 千明 研也 様
導入しているシリウスビジョン製品
容器検査機 S-Bottleシリーズ
各種ボトル・容器全面の印刷品質・外観品質を高精度に検査できる画像検査機。生産ラインに組み込むインライン検査機も可能。
円筒の画像の撮像精度が高く、判別の難しいカケやニジミなどの不良も判別可能に。誤検出を防ぎつつ、厳しい不良の検出がスムーズにできています。
– 株式会社奈良原産業について、教えてください。
奈良原産業は昭和48年創業の塗装を中心とした加飾会社です。来年創業50周年を迎えます。
2階建て工場の1階には蒸着・塗装ライン、2階には印刷機を集めております。スクリーン印刷・ホットスタンプ・パッド印刷を各40〜50台保有しており、生産能力的にも、お客様のニーズに添えるような生産設備となっていると自負しております。
主なお取引先は化粧品容器メーカー様と食品容器メーカー様ですが、車部品・内外装の部品メーカー様や、医療系のお客様も増えています。
– 導入前に困っていた点は?
弊社は真空蒸着や塗装、スクリーン印刷、パッド印刷、ホットスタンプの印刷による、多種多様な加飾の技術があり、デザイン性の高い印刷の高級な化粧品など、品質のレベルが高いお客様が多くおられます。
目視検査では多くの作業時間や人員が必要で、人件費、作業者の負荷軽減、検査品質の標準化、さらには見逃しなどにも悩んでおり、検査装置の導入を検討しました。
– 導入に至ったポイントは?
弊社ではナビタス製の印刷機も使用しており、シリウスビジョンはボトル印刷の知見も、ボトル検査の実績もあるので、信頼できました。
他社の検査装置とも比較しましたが、光学条件のノウハウや、円筒の画像の撮像精度が高く、判別の難しいカケやニジミなどの不良がシリウスビジョンの検査装置では判別できたので、導入を決めました。
– 導入後の効果はいかがでしょう。
検査装置を通すことで、印刷不良の流出を防げるようになり、検査品質の標準化が可能になりました。
また、検査範囲ごとに見当ずれを補正できたり、検査レベルの設定など柔軟な設定が可能なため、誤検出を防ぎつつ、厳しい不良の検出がスムーズにできるようになりました。
これによって1日あたりの検査数を大幅にUPでき、検査人員の削減や負荷軽減、生産量の増加につながっています。
– 最後に一言お願いします。
弊社は表面処理を中心として、真空蒸着・塗装・印刷といった加工をワンストップ、一貫生産しております。特に、表面処理の問題で、蒸着や塗装した後、印刷・ホットスタンプがのりづらいという事象がありますが、それを社内・工場内で解消できる、問題点を原理原則にのっとって改善できることを最大の売りにしております。
表面処理加工についてお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください!
本日はいろいろお話しいただき、ありがとうございました!
株式会社奈良原産業
事業内容:真空蒸着・塗装・印刷のワンストップサービス
Webサイト:http://narahara-sangyou.com/