ナカバヤシ株式会社(兵庫工場)
シール印刷の検査機導入で、検査の作業時間が1/3に!
兵庫工場長 兼 関宮工場長 小谷 英輔 様(写真中央)/生産管理 課長 竹内 徹 様(写真左)/関宮工場 課長代理 三谷 悟史 様(写真右)
導入しているシリウスビジョン製品
シールラベル検査機 S-Lab SSR
スリッター搭載可能 横軸ロール検査機
最大100m/分で搬送し検査可能
目視検査では困難なピンホールや版の微妙なずれを見逃さず、
オペレーターの作業負担を大幅に軽減できました。
– ナカバヤシ株式会社 兵庫工場について、教えてください。
兵庫工場はナカバヤシの創業事業である図書館製本を扱っている工場です。創業の1923年からだいたい100年間、この伝統ある事業を継続しているという、貴重な仕事をさせていただいております。
しかしながらこの製本事業はペーパーレス化の影響により年々下降線を辿っており、新しい事業展開として、シール印刷に3年ほど前から参入しました。
その他にも、全然畑違いですけど、製本の閑散期を利用しながら農業にも参入し、空きスペースを利用したレタスの野菜工場もやっています。
環境に優しい素材を利用した商品開発にも常にチャレンジしていき、様々な方面で活躍できる工場を目指しています。
– シールラベル検査機の導入前に、困っていた点は?
シール印刷を始めた当時は目視での検査を行っていましたが、設備投資として、追加で印刷機を導入して生産量の拡大を図るか、検査装置による精度の向上を図るかどちらかを検討していました。
印刷時にオペレーターが流れている印刷物を目視検査したり、スリッターをかけたあとに巻き直してから、改めて目視検査などを行っていましたが、ピンホールや版の微妙なずれなどを必ず見つけることは非常に困難だと感じていました。
まずは検査の精度を上げるため、検査装置の導入を検討しました。
– 導入に至ったポイントは?
シリウスビジョンの製品はグループ会社で先行導入されていて、紹介されたのが最初のきっかけでした。
検査装置も他社と比較しましたが、精度の高さが私たちが求めているものに近く、コストパフォーマンスも非常に高かったのがポイントです。
タッチパネルが非常に操作しやすく、オペレーターにも評判は良かったです。
– 導入後の効果はいかがでしょう。
検査装置を通すことにより品質の保証ができるので、安心して出荷できるようになり、大きなメリットと感じています。これにより、お客様の信頼も獲得できていると思います。
導入後、初年度の事故は0など、効果を感じています。
目視検査の頃と比べて検査の作業時間が減り、1日の作業量も3倍ぐらいになりました。
本日はいろいろお話しいただき、ありがとうございました!
株式会社ナカバヤシ
事業内容:ビジネスプロセスソリューション事業・コンシューマーコミュニケーション事業・オフィスアプライアンス事業・エネルギー事業・その他事業
Webサイト:https://www.nakabayashi.co.jp/
ナカバヤシ株式会社様の堺工場でもインタビューさせていただきました。合わせてご覧くださいませ。